この記事がおすすめな人
- スタートアップ企業に転職する人がちらほらいるけど、その理由って何?
- スタートアップ企業で働く魅力って何?
このような悩みを解消するために「スタートアップに転職する7つの理由」をお伝えしていきます。
急成長中のスタートアップ企業で働いており、過去にはスタートアップ企業の採用支援も行ってきたエージェント経験からリアルな内容をご紹介できます。
この記事でわかること
- スタートアップに転職する7つの理由
- スタートアップ企業に転職する人が増えている理由
- スタートアップ企業の転職は慎重に選ぶべき理由
それではさっそく見ていきたいと思います。
スタートアップ企業に転職する7つの理由
スタートアップ企業に転職する人で多く聞く理由は以下の7つです。
- 成長スピードを上げたい
- 実力を試したい
- 社会課題に取り組む仕事をしたい
- 企業のミッション・ビジョンに共感した
- 若いうちに責任あるポジションに挑戦したい
- 経営者が魅力的
- 起業のための足掛かりにしたい
ひとつずつ紹介していきます。
理由①|成長スピードを上げたい
「スキルや経験値を上げたい」「短期間で急成長したい」という人も多いです。
スタートアップは、短期間のうちに急角度で成長していく事業を行なっています。そのため事業の成長フェーズもどんどん変化していきます。また変化に応じて、担う役割もどんどん変化します。
理由②|実力を試したい
「これまでの経験やスキルをまったく違う環境で試したい」という人も多いです。
今の環境では評価されているけど、どこか物足りない・・。全く新しい環境に飛び込んでも自分は通用するのか試したいという気持ちを持っている人が転職する傾向にあります。
理由③|課題解決をして価値を創る仕事をしたい
スタートアップ企業は大きく2つの要素を持っています。
・見えている課題を解決する
・新しい価値を定義して広めていく
違いは、世の中で認識されているか、されていないかの違いです。
具体例
認識されている課題を解決するスタートアップ例
メルカリ:フリーマーケット取引を簡単に手軽にした
SmartHR:人事労務管理の業務効率を改善
新しい価値を定義して広めるスタートアップ例
Airbnb:部屋をシェアリングして体験する価値を広めた
Uber:ライドシェアという概念を作り広めた
理由④|企業のミッション・ビジョンに共感した
課題を解決したり、新しい価値を世の中に定義して広めたりするスタートアップ企業はミッション・ビジョンを定義している企業が多く、それらに共感して転職を決める人も多いです。
ミッション・ビジョンとは簡単にいうと、目指す方向やゴールのことです。
メルカリのミッション
新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る
このようなミッションを実現するために、メルカリというフリーマーケットサービスを展開したり、店舗を構えたりしているというわけです。
理由⑤|若いうちに責任あるポジションに挑戦したい
スタートアップ企業は20代や30代で責任あるポジションで活躍できる可能性が非常に高いです。
20代でも執行役員や取締役を担えるチャンスがあります。
まさに実力で戦える環境です。そのようなチャレンジングな環境に挑戦したいという若手は多いです。
理由⑥|経営者が魅力的
スタートアップ企業の経営者は、Webメディアなどにも度々登場することも多く、目に触れる機会も多いでしょう。
また、経歴も華やかでバリバリキャリアを積み上げてきた人が多い印象です。そのような経営者と間近で働けるのがスタートアップの特徴でもあります。
理由⑦|起業のための足掛かりにしたい
近い将来、起業を考えているビジネスパーソンほどスタートアップ企業に転職する傾向があります。
なぜなら、既に先を行く優秀な経営者のもとで経験を積むことができるからです。創業期から企業が成長していくうちに起こるであろう課題なども疑似的でも経験ができるのは大きなメリットでしょう。
既に経験をしておけば難なくクリアできる課題も、初めての課題は試行錯誤しなければいけません。
スタートアップ企業に転職する人が増えている理由
「大手企業の安泰神話の崩壊」と「成長機会」「スタートアップ企業自体の環境変化」の3点が主な理由です。
- 大手企業の安泰神話の崩壊
- 成長機会
- スタートアップ企業自体の環境変化
大手企業の安泰神話の崩壊
数年前までは大手企業に就職すれば、安泰と考える方も多かったでしょう。
しかし、今では大手企業でも時代の波に乗り切れない企業は、人員削減や早期希望退職を募るなど既に安泰神話は崩壊しています。
成長機会
スタートアップ企業では、若手中心で実力があれば年齢関係なく責任あるポジションにつけることも特徴のひとつです。
大手企業では既に上の役職が詰まっていて昇格をするのにも10年かかることもあるでしょう。
これからバリバリ仕事をしていきたい人にとっては大手企業でぬくぬくとポストが空くのを待つよりも、スタートアップ企業に転職して数年で成果を出して登り詰めることも可能性があります。
スタートアップ企業自体の環境変化
市場が成長しているほど、お金が集まりやすいのがスタートアップ企業を取り巻く環境の特徴でもあります。
ベンチャーキャピタルなどから数億〜100億規模の資金を調達し、採用や事業成長のために先行投資をしていきます。
またインターネットを活用した事業モデルのため、実物在庫を抱えることがないので利益も圧迫しません。
スタートアップ企業の転職は慎重に選ぶべき理由・ミスマッチも起こりやすい
スタートアップ企業に転職を考えている場合は「企業の事業フェーズ」をしっかり見極めて検討するのをおすすめします。
なぜかというと、フェーズによって得られる経験や職務範囲も変わってくるからです。
例えば、創業期とある程度事業が成長したフェーズの場合、得られる経験や環境も以下のように違ってきます。
例えば将来起業を考えているとしたら、60人以上の規模になってきたら経営陣との接点も少なくなりつつあるため、転職しても望んでいるものが得られない可能性が高いですね。
参考記事:ITベンチャー企業へ転職は後悔する?事例と後悔する人6つの傾向を解説
スタートアップ企業へ転職するなら転職エージェントがおすすめの理由
スタートアップ企業に転職するなら、スタートアップ企業に強みを持つ転職エージェントを利用するのが一番効率が良いです。
なぜなら転職エージェントも強みが各社違います。そのため、使い分けも重要です。
また、スタートアップ企業は未上場企業のためIRも存在しません。そのため、自力で探しても情報は少ないです。
スタートアップ企業に強みを持つ転職エージェントは、スタートアップ企業の経営者とのコネクションも強く、フェーズも理解し、採用をしたい人材像も把握しています。
転職を考えている人にとっては自分が行くべき企業なのかを見極める上でも、転職エージェントの活用は必須だと考えています。
参考記事:転職エージェントの掛け持ちはOK?伝え方と5つのメリット【注意点も解説】
まとめ:スタートアップ企業への転職はメリットもあるが検討は慎重に
スタートアップに転職する7つの理由や転職する人が増えている理由などを紹介してきました。
筆者自身もスタートアップ企業で働いた経験がありますが、得られるメリットもある反面、デメリットもそれなりにあります。
それらを良い面も悪い面も総合的に理解した上で、転職エージェントも活用しつつ検討をすることをおすすめします。
以下の記事も併せて読んでいただくと、スタートアップ企業の理解が進みますのでよろしければぜひ。
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