この記事がおすすめな人
- IT業界で仕事をしているけど仕事が辛くて仕方がない
- もしかしてIT系の仕事が向いていないかも?と思っている
今回はこんな悩みを抱えている方への内容になっています。
わたしはこれまでに5回以上の転職を経験してきた、元転職エージェントの現役Web/IT系ベンチャーサラリーマンです。
この記事でわかること
- IT業界が向いていない人の傾向
- 転職するなら考えておくべきポイント
- IT業界経験者が他業界へ転職すると有利になるか?
それではさっそく見ていきたいと思います。
IT業界が向いていない人の4つの傾向
IT業界が向いていない人は以下の4つの傾向を持っています。
4つの傾向
- IT技術に興味がない
- 学び続けるのが苦痛
- 残業したくない
- お客様と触れ合う仕事がしたい
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
傾向①:IT技術に興味がない
「IT技術に興味がない」もしくは「興味がなくなってしまった」という人はIT業界は向いていないでしょう。
IT業界は変化のスピードが速い業界です。1年前の知識や技術が古くなってしまうこともよく起こります。
興味がないことを長く続けるのは辛いですし、仕事も楽しくありませんよね。
すぐにでもIT業界以外の他業界を検討するべきでしょう。
傾向②:学び続けるのが苦痛
学び続けるのが苦痛、辛いという気持ちになる人は、IT業界には向かないでしょう。
IT業界は成長や変化スピードが早いため、新しい知識や技術を学び続けないといけません。
そのため、どうしても知識が広く浅くなってしまう面も出てきます。
ひとつのことを深掘りして深めたいと思う人はIT業界は向かないでしょう。
傾向③:残業したくない
仕事よりもプライベートを優先したいという人はIT業界で働くのはオススメできません。
なぜかというとIT業界は当たり前のように残業が多い傾向があります。
またIT業界は休日でもチャットツールで連絡が届くことも多々あります。
仕事とプライベートを明確に分けたい人はIT業界は向いていないでしょう。
傾向④:お客様と触れ合う仕事がしたい
IT業界は接客業などと比べて、直接利用するユーザーと触れ合う機会が極端に少なくなってしまう傾向にあります。
インターネットの技術を活用してサービスを開発し提供することが前提となっているので、どうしてもお客様と少し遠くなってしまいます。
職種によって違いがあるため、まったく触れ合う機会が無いわけでは無いですが、日々お客様と近い距離感で仕事をしたいと考える方はIT業界は向いていないでしょう。
IT業界に向いていない人の4つの傾向を見てきましたが、ライフスタイルの変化やあなたの興味関心の変化によっても考え方は変わるものです。考え方が変わることは自然なことなのであまり気にしなくても問題ないです。
IT業界が向いていない人が考えておくべき転職のポイント
IT業界が向いていない人は、転職活動をする前に以下のポイントを考えておくべきなのでご紹介します。
3つのポイント
- 転職理由
- 別業界のことを学ぶ意欲
- 今後のキャリアイメージ
3つのポイントを具体的に見ていきましょう。
ポイント①:転職理由
面接官は伸びているIT業界からなぜ他業界へ転職をしたいのか気になっています。
その時に「向いていないから」という理由では、そんな人は採用したくないと思われてしまいます。
転職を成功させるためには、転職理由もポジティブな表現で伝える必要があります。
・残業はしたくない → 子どもが生まれ、育児と仕事のバランスをとりたい
・学び続けるのが苦痛 → ひとつのスキルや専門性を腰を据えてじっくり深めていきたい
参考例ですが、上記のように伝えるだけで、面接官の印象は違ってくるでしょう。
ポイント②:他業界のことを学ぶ意欲
向いていない人の特徴で学び続けるのが苦痛という人は、別業界へ転職しても学ぶ意欲があるかどうかを考えた方が良いでしょう。
初めての業界であれば、その業界特有の知識が必要になります。
業務に必要な知識は必要になるので、学ぶ覚悟を持っておくことが必要です。
ポイント③:今後のキャリアイメージ
これから、あなたが目指したい将来の姿です。
IT業界で目指していたキャリアイメージがあると思いますが、別な業界にいくことで根本的に将来像のイメージが変化する可能性もあります。
あなたの将来像と繋ぎ合わせて、なぜ他の業界に転職する必要があるのか?を伝えることができて納得感を得ることができれば、転職活動も成功するでしょう。
IT業界以外で転職を考えている人のオススメ転職方法
転職活動の前に考えておくべきポイントをおさえたら、オススメの転職活動をご紹介します。
転職活動というのは、こんな場合はどうすれば良いか?など悩みが多かったり、良い考えが浮かんでこない人もいるでしょう。また今は情報が溢れているため、自分にあった情報を探すだけでも時間と労力がかかります。
そんな時は転職エージェントに相談するのがオススメです。
なぜなら転職エージェントに登録すれば、以下のようなサービスを無料で提供しています。
転職エージェントのサービス
- キャリア相談
- あなたに合った求人情報のリサーチ・提案
- 履歴書・職務経歴書等の添削やアドバイス
- 面接等の日程調整
- 面接後のフィードバック(企業に確認してくれる)
- 年収などの入社条件交渉の代行
- 退職時のアドバイスなど
とても多くのサービスを無料で受けることが可能です。
ではどのような転職エージェントに相談するのが良いのでしょうか?
オススメのエージェントは特定の業界に特化しているエージェントではなく、総合的に情報を扱っている大手系の転職エージェントがオススメです。
オススメの転職エージェント
- リクルートエージェント
業界No.1の求人数と転職成功実績を持つ大手転職エージェント - マイナビエージェント
若手20代の転職実績が豊富 - パソナキャリア
顧客満足度調査No.1(2021年実績)サポート体制も充実
また、できれば複数のエージェントに登録するのが良いでしょう。
なぜなら転職エージェントもあなたとの相性があるので、サービスを比較して活用するのが賢い利用方法です。
IT業界経験は転職活動でプラスになるか?
結論からいうとプラスになります。
IT業界だけで見るとITツールなどの利用は一般的になっていますが、他業界はまだまだアナログな方法で業務が進められていることが多いです。
ITに関する知識を持つあなたは、ITに積極的に触れていない業界や職場でも目立って重宝されることでしょう。なぜならどのような業界でもITツールやサービスによる業務改善や効率化を図っていく必要があるからです。
転職活動中は面接などでIT業界の経験を活かして貢献ができます。というようにアピールすることができます。
まとめ:IT業界に向いていない人は無理をしないで転職も検討すべき
仕事には向き不向きがあります。
IT業界に向いていない人は無理に続けようとしないでください。無理をして続けていくと精神的に辛くなってしまいます。
私も合わない仕事はすぐに辞めました。大切なのは、今後の転職時に自分に合うか合わないかという点をしっかり見極めることが大切です。
見極めるためには自分ひとりだけだと判断が難しいので、転職エージェントの力も上手に借りましょう。
業界や企業の情報を集めやすいので転職活動の成功確率がアップしやすいですからね。
この内容があなたの参考になれたら嬉しいです。