この記事がおすすめな人
- 責任感が強すぎて辛い
- 部下の失敗も自分のことだと責めてしまう
- 些細なことも気になって仕方がない
- 真面目で自分の信念を持っていて理想と現実のギャップを感じやすい
今回はこんな悩みを抱えている方への内容になっています。
わたしも過去に責任感が強すぎて仕事を抱え込みすぎ、鬱状態になった経験があるため、その経験をもとにこの記事を書いています。
責任感が強すぎると、知らず知らずのうちに自分の首を絞めてしまうことになりかねません。
最悪の場合、仕事を続けることが難しくなってしまいます。
そうならないように、この記事では強すぎる責任感と上手に付き合う方法について解説していきたいと思います。
責任感が強い人の傾向
具体的に責任感が強い人は以下のような傾向を持っている人が多いです。
- 真面目
- 完璧主義
- 結果にコミットしようという気持ちが強い
- 自分の軸を持っている
- 他人に厳しい傾向がある
全てが当てはまる人の他に、一部でも強い傾向を持っている人も責任感が強い人と言えるでしょう。
私の場合は一部分のみですがやはり責任感が強いと周りから言われることが多いです
注意:責任感が強い人が陥りやすいこと
責任感が強すぎる人は周りからの期待に応えようと頑張りすぎる傾向が強いです。
そのため、どんな小さな仕事でも依頼された仕事は100%で応えようとしがちです。かつ仕事の処理能力もそれなりに高いので、どんどん仕事が回ってきます。
ただし、任されるからといってどんどん安請け合いをしてしまってはいけません。
どんどん安請け合いをしてしまうとあっという間に業務過多になります。
業務過多になり残業時間も増え、責任感も高いためプライベートの時間も削って仕事をしてしまいます。
そうすると気づかないうちにストレスも溜まり、気づいた時には精神的な病気になってしまうこともあります。
自分が対応できるのかを、しっかりと見極めて対応することをお勧めします。
強すぎる責任感と上手に向き合う方法
適度な責任感を持つことは自分の仕事や周りに与える影響も良いことが多いです。
ただし、責任感が強すぎてしまうと逆効果になってしまい身を滅ぼすことに近づいてしまいます。
そんな時は以下のことを試してみるのをお勧めします。
- 仕事の仕方を工夫する
- 考え方を見直してみる
- 時には逃げ出しても良い
仕事の仕方を工夫する
まずは自分自身の現状の仕事に対する時間の使い方を見直してみるのも良いと思います。
明らかに1日の中でタスクを処理できない量を抱えているのであれば、同僚など周りの仲間に頼ってみてください。
責任感が強い人は、すべて自分でやり切るということに重点を置いている分、時間がどんどん無くなっていきます。
その仕事の中であなたがやらなければいけない箇所と他人に任せても良い箇所はどんな仕事にもあると思います。
それをまずは分解してみて、少しずつでも良いので周りに任せてみてはいかがでしょうか。
考え方を見直してみる
大前提として、自分と他人は違うことを認識してください。
当たり前ですが、育った環境や考え方まであなたと他人は違います。
それを認識した上で、自分の考えは押し付けず他人の考えも聞いてみても良いでしょう。
話を聞いてみると意外とちゃんと考えていたりするので、新しい発見もあったりします。
時には逃げ出しても良い
多くの人は長期間ストレスを受け続けると表面上は健康的に見えても精神的にボロボロだったりしています。
私自身や身近な人でも経験があり一見元気そうだけど、言動がネガティブになっていったり、鬱のような症状が見えてきたりしていました。
そんな時はすでに闇への一歩を踏み出しているところなので危険信号です。
そんな時はいっそのこと逃げ出しても良いと思います。
休職制度がある会社はそちらを利用するのが良いでしょう。また就業規則に無い場合でも上司や人事に相談してみることをお勧めします。
ただし、中には理由をつけて長期的な休養を許してくれない企業もあります。そんな会社はほぼブラックなので転職を検討しましょう。
社員を大切にできない会社であなたの貴重な時間を浪費する必要はありません。
責任感が強いことはキャリアアップにも繋がりやすい
ここまで責任感が強すぎることによる悪い面を見てきましたが、良い面もあります。
責任感が強い人は良い意味でも周囲からの信頼を集めやすい傾向にあるため、職場でも良い評価を受けることから、さまざまなチャンスが巡ってくることも多くなります。
- ある事業のリーダーに抜擢されたり
- 役職が上がりマネジメントを任される
実際に私自身もリーダー職や新規事業の責任者を打診されたこともありました。
全て責任感を持っていたからというわけではなく他の要素も絡んでくるとは思いますが、うまく責任感が作用した結果だと思っています。
これらをひとつひとつ対応していくことで着実に実績が作られ、キャリアアップのベースが作られていきます。
責任感が強いと短期的にはストレスも溜まりやすくなりますが、長期的なキャリアを見据えて仕事に取り組むことができると良いと思います。
また、キャリアアップの観点では定期的に外部の専門家(転職エージェント)のアドバイスも参考にしていくこともお勧めです。
なぜなら、第三者目線で、現職で培われることや、先々にどのようなキャリアの選択肢がありそうか。そのために何が足りていて、足りていないのか?ということもアドバイスがもらえたりします。
オススメの転職エージェント
- リクルートエージェント
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まとめ:責任感が強いことは悪いことではない!上手に向き合うのが大切
ここまでみてきたように、責任感が強いことは良い面がありますが、強すぎる傾向に傾くと悪い面が際立ってしまい、結果的に自分の首を絞めてしまうことになります。
そうなる前に肩の力を抜いて、今の自分の状況を見つめ直してみるのが良いでしょう。
責任感が強い人は自分ひとりでなんとかしようと思いがちな考え方をしますが、自分ひとりだと見えてこない面も多いかと思いますので、身近な家族・友人や仕事仲間、時には転職エージェントの力をうまく借りていくのをお勧めします。