不満はないけど転職を考えている人が有利な理由【リスクを抑えた転職活動も紹介】

このような悩みを解消するために「不満はないけど転職を考えている人が有利な理由」や「オススメのリスクを抑えた転職活動の具体的ステップ」をお伝えしていきます。

キリン旦那

わたしは元転職エージェントで、現役のIT業界サラリーマンです。過去に転職で失敗した経験も多く、他の人も同じような経験をしてほしくない気持ちからお話をしていきます。

それではさっそく見ていきたいと思います。

不満はないけど転職を考えている人は企業が欲しい人材

いまの仕事や会社に不満はないけど、転職を考えている人は転職活動で有利になります。

有利というのは、転職活動をしている不特定多数の人とあなたが比較された場合のことを指しています。

なぜかというと、多くの人は不満がある転職をしている人が多いからです。

転載元：転職動向調査（2021年版）- マイナビ

データからも、ほぼ7割近くの人が現職に何かしら不満を持って転職活動を始めています。

キリン旦那

ただし、企業からみると現職に不満が多い人よりも、不満がない人を採用したいと考えています。

その理由としては、不満が多い人は「また同じような不満で転職するのでは？」という懸念を持つので採用を見送ることが多いからです。

人は変化を嫌うため現状維持で良いと考えている

多くの人は変化を恐れる傾向にあるので、現状維持で良いと考えています。

一方で、不満はないけど転職を考えている人は現状維持では満足できないと考えている人が多いでしょう。

キリン旦那

成長意欲が高い人と言えます

成長意欲がある人は意欲的に仕事に取り組みますので、社内の評価も高い傾向にあります。

また、成長意欲が高く変化を恐れない人は、他の会社へ転職しても活躍する可能性が高い傾向にあります。

キリン旦那

ただし、成長意欲が高いからといって闇雲に転職を繰り返してしまっては良いキャリアを積むのは難しくなりますので、しっかりと検討した上で転職をすることをオススメします。

不満がない転職は小さな行動から【リスクを抑えた具体的な転職活動】

不満はないけど転職を考えている人は、すぐに転職活動を始める前にまずは現状と将来について考えてみましょう。

ではひとつずつ詳しく見ていきましょう。

ステップ①｜中長期のキャリアプランを考える

変化の早い世の中なので5年後や3年後、あなたがどんなビジネスパーソンになっていたいのかを考えましょう。

次に、現状のあなたは順調にそこに向かってスキルアップや経験を積めているでしょうか？足りないものが見えてくるでしょう。

ステップ②｜現職で経験できることはないか考える？

ステップ①で足りないものがあったとして、現職では経験ができることがあるか考えてみましょう。

場合によっては部署の異動を願い出ることなどもひとつの方法かもしれません。もしくは新規事業の立案をしてみるなど、できそうな方法が見えてくるでしょう。

キリン旦那

一方で、方法が見えてきたとしても、現在の会社でそれをやりたいかどうかというのも考えてみてください。

考えた結果、やりたくないと思えるのであれば、転職を検討するのが良いでしょう。自分の気持ちともよく向き合ってみる機会をぜひ作ってみてください。

ステップ③｜並行して転職エージェントに相談してみる

あなたの中長期のキャリアプランや現職でできることなどを整理した上で、転職エージェントにも相談してみましょう。

次の2つの理由があります。

理由①｜客観的な視点からキャリアに関する意見交換ができる

キリン旦那

様々なデータや過去の経験からあなたが考えているキャリアに対して意見を聞くことができます。

また、人に話すことで、自分の考えが整理されるという経験がある人も多いと思います。

優秀な転職エージェントは中長期であなたがキャリアアップが可能な業界や会社を進めてくれるでしょう

理由②｜あなたに合った有益な情報を厳選して提案してくれる

キリン旦那

現在は企業もSNSやオウンドメディアで自社発信をすることから、情報が溢れています。

仕事をしながら転職活動をするだけでも大変なのに、大量の情報を精査する必要があるのであっという間に時間がなくなります。

転職エージェントは日々様々な業界や企業の採用動向にアンテナを張っています。またあなたのキャリアプランも含めて検討・厳選した情報を提供してくれるので、時間短縮できて濃い情報を得ることができるでしょう。

キリン旦那

というのも、転職エージェントは担当者によって相性が良い悪いがあるため、比較検討は必要なのです。

ステップ④｜カジュアル面談で複数企業と話す

興味のある企業があれば、カジュアル面談を依頼してみましょう。

カジュアル面談は、本選考に入る前に自社のことを深く知ってもらうことを目的としています。

キリン旦那

中にはカジュアル面談と言いつつ、しっかり面接スタイルで望んでくる企業もありますので注意です。転職エージェントにもきちんと確認してみましょう。

話を戻して、カジュアル面談は、企業の担当者とリラックスして話をすることで企業やそこで働く人についても知ることができますので一石二鳥です。

また、カジュアル面談をしたからといって必ず本選考に進まないといけないわけでは無いので、安心してください。

キリン旦那

複数企業と話をすることで、あなたが興味がある企業はどのような人材を求めているのか？というのが見えやすいのもメリットと言えます。

ステップ⑤｜比較・検討を忘れずに

転職活動を成功させるためには「現職との比較をしっかりする」ことと「中長期キャリアプランに合うかどうか」を考えることが大切です。

現職との比較をしっかりする

カジュアル面談や本選考を進めていくうちに、様々な検討材料が見えてくるでしょう。

キリン旦那

それらの情報を整理してストックしておきましょう。後で複数企業を比較検討するときに役に立ちます。

また比較検討する上で現職との比較もするのが良いでしょう。

仕事内容や上司、職場環境、条件面など抜け漏れなく比較・検討するのをオススメします。

中長期キャリアプランに合うかどうか

転職活動中に、良い条件を提示されると心が動きやすいでしょうが、焦りは禁物です。

キリン旦那

あなたの中長期のキャリアプランに合うかどうかも大事な検討項目なので、忘れずに検討しましょう。

さらに付け加えるならば、転職先の会社で経験を積んだその後のキャリアイメージも考えると尚良いでしょう。

このようなイメージを持っておくと、どのようなスキルや経験が必要になってくるのかもイメージしやすくなりますのでオススメです。

まとめ：不満がない転職は新しいステップアップのタイミング！

不満はないけど転職を考えている人が転職市場において有利になる理由や、リスクの低い転職活動方法についてお伝えしてきました。

このような人はぜひ、良いタイミングととらえ、新しい環境にチャレンジしてみることをオススメします。

あなたにとって参考になる内容だったら幸いです。