上司が信用できないと悩んでいる…
上司に不信感を持ってしまった…
今回はそんな悩みを抱えている方への内容になっています。
この記事でわかること
- 不信感が生まれてしまう上司のタイプ
- 不信感に対する対処方法
ひとつずつ見ていきたいと思います。
不信感を感じてしまう上司のタイプ
上司に対して不信感を感じてしまう人は意外と多いのではないでしょうか。
不信感が生まれてしまう上司のタイプを解説していきたいと思います。
- あなたの仕事への理解を示さない上司
- 言ってることとやっていることが違う上司
- 上辺だけの態度の上司
- 自分の非を認めない上司
- 自分の思い通りにさせようとする上司
- 部下の功績を自分の手柄にしてしまう上司
- 他人に対する態度が横柄な上司
- 部下の失敗を庇わない・部下に擦りつける上司
不信感を感じてしまう上司のタイプ①:あなたの仕事への理解を示さない
あなたがやっている仕事に対して全く理解がない人が上司をやっていることもよくあることです。
私だとデザイナーのスキルを理解していない人が上司になったりします。ただ、そのような上司でも全くダメではなく、デザインについて理解する姿勢を見せている人や自ら学ぼうと努力している上司もいます。
そのような良い上司に恵まれれば良いのですが、世の中そんなにうまくできていないです。
大体は学ぼうとしない人が多いのが現実です。
例えば、海外に行って現地の文化に全く理解を示さないと、現地の人から忌み嫌われてしまうのは想像できそうですよね。
上司という立場にあぐらを書いて努力を怠っているのは不信感が生まれてしまいがちですよね。
言ってることとやっていることが違う
ころころと言うことが違っていたりするの問題ですが、さらに問題なのが部下には要求することが上司ができていないことです。
やはり上司ができてこそ部下から見ても信頼感が生まれますよね。
上司ができていないことを要求するのも、上司の努力不足だと思った方が良いでしょう。
自分の非を認めない
なんだかんだ言い訳を並べて責任を転嫁しようとしたり、明らかに上司の責任が原因のトラブルや失敗についても、周囲のせいにして自分は悪くないことをアピールする上司がいます。
個人的には見ていて残念な人だなと思うので、今後一切、その上司には期待しないことでしょう。
自分の思い通りにさせようとする上司
このタイプは自分自身にある程度プライドを持っていて人よりも支配欲が強いタイプの人です。
思い通りにならないと感情的になる人も多いです。
多少まわりの反発を買っても自分の意見を押し通す人が多いのが特徴です。
部下の功績を自分の手柄にしてしまう
チームで取り組んだ仕事で成果を出したことに対して、上司が独り占めしてしまうタイプです。
このタイプは承認欲級が強いタイプです。承認欲求とは以下のようなことです。
承認欲求(しょうにんよっきゅう)とは、「他者から認められたい、自分を価値ある存在として認めたい」という願望であり、「尊敬・自尊の欲求」とも呼ばれる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
誰しもが、他の人から褒められたりすれば嬉しいはずです。ただこの承認欲求が度を超えて高い人は厄介な人がいるのも確かです。
実際にあった出来事なのですが、部下のアイデアについて最初は反対していたのに、そのアイデアの成果が出ると、自分もそれは最初から関わっていた!というように周囲に話しながら成果に自分も関わっていることをさりげなくアピールしてきていた人もいました。
部下からすると、当然納得はいきませんよね。
自分だったらやけ酒してしまうかもしれません。
他人に対する態度が横柄
これは自分よりも立場の低い相手(と勝手に思っている)に対して、怒鳴りつけたり、偉ぶったりする態度です。
また過去の私の上司だった人が、運転をすると人が変わる人がいました。
運転しながら、他の車両に対して暴言を大声で吐いたり、自分の運転の邪魔になる車に対して幅寄せをしたり、急に割り込んだりというとても危ない行動をしていました。
こういった行動をする人は、何かしら馬が会わなくなった途端にすぐに態度を変える可能性が高いです。
実際に私も職場内で意見が割れた時に険悪になり、嫌がらせも受けた経験もあります。辛かったですね。
部下の失敗を庇わない・部下に擦りつける
上司たるもの、部下の仕事に責任を持って、何かトラブルが会った時も庇ってくれる姿勢をとる人にはこの人について行こうと思わせてくれます。
その真逆に言動をとることは、部下からは明らかに信用されるわけはありませんね。
このタイプの上司は自分の保身が第一優先度なので、部下がいようとそんなことはお構いなしです。
上司の不信感に対する対処方法
不信感を感じる上司のタイプを見てきましたが、そんな上司に対しては考え方、接し方、その他の対処方法に分けて解説したいと思います。
考え方
無理にどうにか頑張って解消しようとしなくて良いと思います。
完璧な人間はいないので、不信感を持ってしまうのは仕方がない自然なことだと割り切るのが良いでしょう。
「過去と他人は変えられない」という言葉があるように、あなたが上司を変えようと頑張ること自体が無駄な労力になってしまいます。
いっそのこと仕事上の付き合いだと割り切って考えましょう。
そう思うと多少心が軽くなるはずです。
接し方
評価される上で関わり続ける必要はありますので、言っていることは半分聞き流してしまって良いと思います。
目標などは自分で決めて、上司へもちゃんと宣言して、その達成を目指して努力することに集中・注力していけば良いでしょう。
ただし、上司から評価をされる部下の立場であれば、話は半分流しても良いですが、ちゃんと話を聞いている、参考になるなど態度はとっておくのが安全だと思います。
その他の対処方法
ただし、上司との関係は職場の人間関係なので、どうしても辛い場合、ストレスが多く、顔も合わせたくないというときは、転職を検討するのも良いでしょう。
逃げるのは悪いことではありません。
2021年4月に調査された「仕事の退職動機に関するアンケート」では約40%弱の比率で「職場の人間関係」が退職の動機として1位となっているデータもあります。出典:仕事辞めたい!会社員は35.8%という結果に。「仕事の退職動機に関するアンケート調査」結果発表
人間関係に悩む人は多いですし、あなたが上司に対して不信感を感じてしまうのもなんら普通のことと考えても良いのかもしれません。
まとめ:上司に不信感を感じてしまうのは良くあることです
不信感を感じてしまう上司のタイプと対処方法について見てきました。
そもそもですが、このような上司がずっと上司であり続けられる会社は、上司自体に会社の上層部との信頼関係が築き上げられている可能性も高いですし、他の理由も考えられるでしょう。
その場合は、上司を辞めさせることはできないと思うので、その会社や事業に対して思い入れがある場合は、気にせずにあなたのやるべきことに集中して仕事することをお勧めします。
ただ、どうしても上司に対する不信感からストレスが多かったり、このまま居続けてもご自身のためにならない職場であれば、転職を検討してみるのも良いでしょう。