この記事がおすすめな人
- 転職エージェントが使えなくてイライラする
- 転職エージェントからの情報が適当な感じがしてちゃんと対応してもらえていない気がする
このような悩みを解消するために「転職エージェントが使えない時の対処法」や「転職エージェントが使えない原因」をお伝えしていきます。
わたしは元転職エージェントで、現役のIT業界サラリーマンです。過去に転職で失敗した経験も多く、他の人も同じような経験をしてほしくない気持ちからお話をしていきます。
この記事でわかること
- 転職エージェントが使えない時の対処法
- 転職エージェントが使えない2軸の原因
- 【元IT系転職エージェントが語る】優先度が低くなる求職者の傾向
それではさっそく見ていきたいと思います。
転職エージェントが使えない時の対処法
転職エージェントが使えない時は「担当者を変えてもらう」と「他のエージェントに複数登録する」の2つの対処法を同時に行いましょう。
対処法①|担当者を変えてもらう
転職エージェントとの相性が合う・合わないは人によって変わります。
あなたが合わないと感じた担当エージェントは変えてもらうようにお願いしてみましょう。
直接伝えるのが気が進まないかたにオススメの方法
もし、直接伝えることが気が進まない方は、会社ホームページの問い合わせフォームから担当者を変更してほしいと伝えましょう。
内容に不満に思っていることなどを入力して送るだけです。
対処法②|他の転職エージェントに複数登録する
転職エージェントが使えないと感じた時は、他の転職エージェントにも複数登録することをおすすめします。
大手転職エージェントに加えて、中小企業の転職エージェントにもぜひ登録してみてください。
中小の転職エージェントも利用してみましょう。
大手転職エージェントは大量の求職者を広く幅広い業者・職種で担当をする分、一人ひとりへのサポートが手薄になったりします。
しかし、中小の転職エージェントは大企業よりも少数で動いていて、小回りも効くため、痒いところに手が届くサポートをしてくれる会社も存在します。
参考記事:転職エージェントの掛け持ちはOK?伝え方と5つのメリット【注意点も解説】
原因は求職者側にも?!使えない原因は2軸ある
転職エージェントは使えないと感じる原因は実は2軸あります。
「転職エージェント側の原因」と「求職者側の原因」の2軸が存在しているからです。
転職エージェント側の原因
転職エージェントが使えないと感じるのは、やはり転職エージェント側の原因も大きいです。
ざまざまな要因はありますが、大きく「仕事ができない」と「会社の悪しき習慣をひきづっている」の2つが要因です。
転職エージェント側の原因①|仕事ができない
これは単純に転職エージェントの仕事能力が低いということです。
仕事ができないという人もいますが、入社したばかりのような新人も動き方の勝手が分からずにあたふたしている担当者も存在します。
あなたの転職活動に余裕があって微笑ましく見守ってあげたいと思えるならば、引き続き担当をしてもらうのも良いでしょう。
転職エージェント側の原因②|会社の悪しき習慣をひきずっている
主に大手の転職エージェントに見受けられるのですが、大量の求人情報を送りつけてきたりする転職エージェントは、古くから受け継がれた転職支援方法を引きずって行動している傾向があると考えた方が良いでしょう。
こういった対応は経験が浅い人がやってしまいがちな行動でもあります。
求職者側の原因
転職エージェントのビジネスモデルは、成果報酬型で企業からお金をもらっています。
かつ転職エージェント1人が担当する求職者はひと月に十数名サポートすることも多く、常にやりとりをしたり、企業に出向いて情報をアップデートしていたりします。
優秀な転職エージェントほど忙しい
優秀な転職エージェントほど忙しいため、転職エージェントの中でも、求職者に対して優先度をつけています。
経歴や前職で活躍してきた求職者であれば高年収で転職をすることも可能なのでサポートする優先度は高くなります。
一方で、初回相談で話を聞いた上で、前職であまり活躍していない、愚痴ばかり伝えてくる求職者は企業へ紹介しても落ちるだろうなとイメージができてしまうので、転職エージェントもあまり積極的なサポートをしたがりません。
【元IT系転職エージェントが語る】優先順位が低くなる求職者の傾向
- 理想が高い
- 愚痴や不満が多い
- ジョブホッパー傾向のある人
ひとつずつ見ていきたいと思います。
傾向①|理想が高い
理想が高いのは悪くはないですが、経験やスキルが伴っていない人は夢みがちな人としてみられてしまいます。
例えば、IT企業であれば責任者クラスを狙いたいや年収アップしたいと目指すのは良いですが、あまりにも今の状況(経験やスキル)からかけ離れている人も存在します。
このような人に対して転職エージェントは、現実的な転職先を提案することが多いです。
傾向②|愚痴や不満が多い
現職に対する愚痴や不満が多い人も転職エージェントは優先順位を低くしてしまいます。
なぜかというと、基本的に愚痴や不満が多い人は企業も採用をしたがりません。
また、そのような人を紹介してしまうと、転職エージェントに対する企業の評価が下がってしまうことになりかねません。
傾向③|ジョブホッパー傾向のある人
ジョブホッパーというのは、数年以内に何度も転職を繰り返す人のことを言います。
IT業界は数年で転職する人も多いため、寛容的ではありますが、目立った成果を出さずに転職を繰り返す人は採用しても転職をしてしまうかな…と多少警戒はしてしまうのも本音です。
そのような人も転職先が限られてしまうため、転職エージェントからご紹介できる企業が少なかったりもしますので、そういった力関係が働くため使えないと感じてしまうこともあるでしょう。
このような傾向に当てはまっていたら、見直せる部分は見直した上で転職エージェントと会話してみると良いでしょう。
まとめ:使えない原因もあるが、転職エージェントの活用はあなた次第で決まります
転職エージェントが使えないときの対処法やその原因についてご紹介してきました。
転職エージェントに原因がある場合もありますが、特有の原因などもありますので、合わないと感じたら気持ちを切り替えて対処するのが良いでしょう。
この内容が転職活動の参考になれば幸いです。