この記事がおすすめな人
- 年収があまり上がらなくて厳しい
- 効率的な年収アップの方法はないのだろうか…?
- 年収を上げるための具体的な方法は何か知りたい
このような悩みを解消するために「年収を上げる方法3選」や「転職で年収を上げるために必要なこと」をお伝えしていきます。
わたしは元転職エージェントで、現役のIT業界サラリーマンです。直近の転職では年収が90万円アップできた具体的な実例も含めてお話しすることができます。
この記事でわかること
- 年収を上げる単純な方法3選
- 転職で年収を上げるために必要なこと
- 転職で90万年収が上がった筆者の実例
それではさっそく見ていきたいと思います。
年収を上げる単純な方法3選
年収を上げる単純な方法は「出世・昇進」「転職」「副業」の3つあります。
年収を上げる方法3つを比較
年収アップの金額 | 時間 | 難易度 | |
出世・昇進 | 上がっても数千円〜数万円ほど | 1年ごと(評価のタイミングによる) | 高 |
副業 | 1万円〜10万円前後(月) | 半年〜数年 | 中〜やや高い |
転職 | 現年収の1〜3割アップ | 数ヶ月 | 中 |
比較をしてみると総合的なコスパが良いのは「出世・昇進」よりも「副業」もしくは「転職」が年収アップができる確率が高いしおすすめです。
ただし「副業」は軌道に乗るまでが大変です。本業後や休日を利用するなど時間をかける必要があるため、家族の時間やプライベートを優先したい人には向いていません。
厚生労働省の調査によると、転職して年収が上がった人は全体の40.4%。一方、減った人は36.1%、変わらないと答えた人は22.1%という結果があります。
引用元:平成27年転職者実態調査の概況-厚生労働省
転職で年収を上げるために必要なこと
しかし、闇雲に転職をしても年収はアップしないでしょう。
以下のような観点で転職活動を検討してみましょう。
年収アップに必要なこと
- 伸びる市場に身を置く
- 年収相場を把握する
- 転職エージェントの力を借りる
- 複数社の選考
- 転職の軸に年収アップも含まれると伝える
詳しくみていきたいと思います。
年収アップに必要なこと①|伸びる市場に身を置く
転職で年収を上げるためには、伸びている市場に転職することです。
伸びている市場は、将来性も高く、人とお金が集まるため潤います。社員にも還元されやすいということです。
年収アップに必要なこと②|年収相場を把握する
年収を上げるためには、年収相場が高い業界を選択するのもポイントです。
金融業界は平均年収が高めですね。
またIT・Web系の企業は在庫を持たないビジネスモデルが多く、利益率が高いことから社員の給与にも反映されやすいという特徴もあります。
年収アップに必要なこと③|転職エージェントの力を借りる
転職で年収を上げたい場合は、転職エージェントの利用は必須と言えるでしょう。
なぜなら、給与などの条件交渉を代行してくれるからです。
私の場合は過去に転職エージェントの経験もあることから、自分で年収交渉をして年収アップを実現しましたが、自分で交渉は難易度も高くストレスも大きいため、おすすめしません。
年収アップに必要なこと④|複数社を選考する
複数社の選考を進めることは年収を上げるために必要なことです。
なぜなら、他社に採用されないために、条件交渉に応じてくれやすくなるからです。
また、実際に内定(オファー年収金額など)を頂いたら、それをベースに交渉をすることも可能です。
年収アップに必要なこと⑤|転職活動の軸は年収アップも含まれると伝える
転職活動中の面接で「今回の転職の軸は?」と聞かれた場合に、年収アップも転職検討の軸に含まれることを伝えましょう。
しかし、あなたは年収相場を調べていて、現職年収が高いのか低いのか、相場並なのかは調べていることでしょう。
その上で、経験も充分にあるのに現年収が低いと感じている場合は、妥当だと考える年収額を希望してください。
おまけ:現職で年収が上がる可能性もある!
他社へ転職をすると伝えると、現職で引き止めにあうケースもあります。
その場合、待遇を見直され年収アップを提示されることもあります。
今の職場に満足しているのであれば、現職残留も検討に入れても良いでしょう。
一方で、このようなアクションを取る会社は、見方を変えると土壇場でしか動いてくれない会社という点も気になるので、残るか転職するかは総合的に検討してみると良いでしょう。
転職で年収90万上がった筆者の実例
実際に筆者が転職でやってきたことをご紹介します。
前職は業務量過多と精神的なもので体調が良くない状態で働き続けた結果、評価時に年収20万円上がったが、心身ともに疲弊した状態。
休日も仕事のことが頭から離れないなど、家庭にも良い影響が生まれなかった。
転職を考え、転職エージェントに相談することに。
筆者の職業の年収相場を調べたり、企業リサーチもしました。
面接では年収アップはもちろんだが、働き方も見直したいと考え希望を伝えた。
年収アップを希望する理由と根拠はなぜか?をリサーチしたエビデンスも交えながら伝えた結果、現年収よりも高めの提示をしていただく企業もありました。自分の価値も併せて伝えたことが良かったようです。
転職活動は半年ほどと長いスパンでした。途中、最終面接で落とされることが立て続けにあったりして心が折れかけました。
諦めずに年収アップが見込める業界や、一定の規模がある企業も検討し選考を進め、数社の企業から内定をいただくことができました。
結果的に年収も90万アップが実現できました。
さらに転職したこと以下の恩恵も受けれています。
年収アップ以外の恩恵
- 業務量もほどほど
- フルリモートOK、フルフレックス勤務
- ストックオプション付与
- 学びの多いメンバーと働けている
- 副業OK:プライベートの時間も増え、副業に時間を使えている
まとめ:転職をするのが年収を上げるための近道
年収を上げる単純な方法3選をご紹介してきました。
すぐに行動できる転職活動は、年収を上げるために簡単に行動できて、コストパフォーマンスが良いのでおすすめです。
転職は思い立ったが吉日です。まずは転職エージェントに登録して相談してみてはいかがでしょう。
【無料で相談できる】オススメの転職エージェント
- リクルートエージェント
業界No.1の求人数と転職成功実績を持つ大手転職エージェント。 - マイナビエージェント
20~30代の転職サポートに強く、ベンチャーから大手まで優良企業の求人が豊富! - レバテックキャリア
大手IT企業からWeb系企業、スタートアップまでを幅広く網羅!IT/Web系エンジニアの方もオススメ!