この記事がおすすめな人
- 転職を考えているけど貯金がないので心配…
- 初めての転職なのでお金がどの程度かかるかわからない…
このような悩みを解消するために「転職活動でかかる費用」や「費用をかけずに転職する方法」をお伝えしていきます。
わたしは元転職エージェント経験を持つ現役のIT業界サラリーマンです。過去に5回以上転職をしてきて失敗した経験も多く、他の人も同じような経験をしてほしくないと言う気持ちからお話をしていきます。
この記事でわかること
- 転職活動でかかる費用一覧
- 貯金がない場合の具体的な転職活動方法
それではさっそく見ていきたいと思います。
貯金がない場合でも転職はできる
でも貯金がなくても転職は可能です。
正確に言うと転職は可能だが、それなりの心構えをしておくことは必要です。
転職活動でかかる費用を知ることがスタート
貯金がない人で転職活動が不安と言う方は、実際にかかる費用一覧を把握しておくことをお勧めします。
現在の生活費の中から「転職活動中」と「転職が決まった後」の費用を捻出する必要があります。
転職活動中の人が負担する費用は10万円未満という調査結果
では続いてどのような費用が発生するのか一覧にしてみました。
転職活動中・決定後にかかる費用一覧
状況 | 項目 | 説明 |
転職活動中 | 交通費 | 面接などで企業へ出向く費用 |
外食費 | 面接前後での食事など | |
宿泊費 | 遠方に転職する場合など面接等で出向く際 | |
提出書類に関する費用 | 写真撮影や印刷 | |
転職決定後 | その他購入費用 | 転職先で必要な備品の購入費 |
引越し費用 | 遠方に転職する場合や、現在社宅に住んでいる場合 |
転職活動によって新しい環境に飛び込むことになるあなたは、隠れたコストがあることも知っておくべきでしょう。
転職先の給料支払いタイミングによって1ヶ月以上給料が入らない場合もあります。
面接等でしっかり確認して現職と転職先の給与支払いタイミングにタイムラグがあるかどうかも前もって確認しておくと、準備もしやすくなります。
費用をかけずに転職する方法【貯金がない人向け】
貯金がない方はいかに費用をかけないかという点が重要になります。
貯金がない人の転職方法①|無料サービスは基本的に利用する
「転職サイト」や「転職エージェント」これらは無料なので必須で利用しましょう。
なぜかというと、貯金がない人はお金の不安ばかりに考えが偏ってしまいます。
しかし、本来転職活動はあなたにとって良い転職先を見つけ、転職先で活躍することでキャリアアップ&年収アップにつなげることが本質です。
オススメの転職エージェント
- リクルートエージェント
業界No.1の求人数と転職成功実績を持つ大手転職エージェント。 - マイナビエージェント
20~30代の転職サポートに強く、ベンチャーから大手まで優良企業の求人が豊富! - レバテックキャリア
大手IT企業からWeb系企業、スタートアップまでを幅広く網羅!IT/Web系エンジニアの方もオススメ!
貯金がない人の転職方法②|在職中に転職活動する
当たり前ですが、現在の仕事を辞めてしまうと収入がなくなってしまうため、貯金がない人は生活自体が厳しくなり転職活動どころではないでしょう。
継続した収入がある状態で転職活動をするメリットは、安心して転職活動に取り組めることです。
勢いでやめてしまい、収入がない不安からじっくり検討しないで転職先を決めてしまうと失敗する確率がとても高くなります。
どうしても働けない場合以外は、在職中に転職先を決めておくのが無難です。
貯金がない人の転職方法③|ボーナスをもらってから辞める
貯金がない人でもボーナスが見込める人は、ボーナスをいただいてから辞めましょう。
ボーナスは支払われる前の期間であなたの成果に対する評価結果なので、もらう権利は当然あります。
「ボーナスをもらってから辞めるなんて…」と後ろめたい気持ちになるかもしれませんが、あなたの権利なので、貰えるものは貰っておくぐらいの気持ちで考えておくほうが良いでしょう。
貯金がない人の転職方法④|オンラインで転職活動する
世界的なパンデミックの影響もあり、企業もオンライン面接を対応してくれる企業が増えました。特にIT企業はオンラインで最後の面接まで対応してくれるところもあります。
オンラインのメリットは、企業への交通費や途中でかかる外食費などが節約できます。
かつ、自宅で面接を受けることができるのは精神的にも負担が少ないというのも特徴です。
貯金がない人の転職方法⑤|支出を減らす
貯金がない人は、収入が極端に少ないか、支出が多いかのどちらかになります。
収入は劇的に改善するのは難しい反面、支出は今すぐにでも対策できるものがあります。
生活費の中で大きな金額を占めるのが固定費(家賃、光熱費、携帯代、生命保険)などでしょう。
これらを一度見直してみて、大きく削れる費用があるか見直してみましょう。
貯金がない人の転職方法⑥|副収入を増やす
副収入といっても、副業というわけではなく、あなたの身近にある不要なものはありませんか?
どの家庭でも不要なものはあるのでは無いでしょうか。
メルカリなどアプリで簡単に出品ができますし、他の買取サービスを利用して不要なものを買い取ってもらうことで臨時収入にもなります。
一度、部屋の中を見渡してみてはいかがでしょうか。
ある程度収入を確保しつつ、転職活動にじっくり取り組みたい人にお勧めの方法
貯金がない場合でも転職活動をしたい方へおすすめは、業務委託で働きながら転職活動をすることです。
メリットは「時間が作りやすい」ことです。
業務委託契約の場合、毎月固定の報酬形態や、時給でカウントされる形態となります。(もちろん企業ごとに考え方は違います)
ただし、この場合も1つだけ注意が必要なのは、業務委託契約になった場合の報酬支払いタイミングが正社員と異なってくる可能性があります。
会社の給与支払いのタイミングによって1ヶ月収入が無いというケースも起こってしまいます。
例)今月末まで働いたとしてみなし勤務でカウントされ当月の25日に支払っている企業の場合
業務委託契約になった場合、来月から実際に働いた分が翌月に支払われる契約になっている場合、1ヶ月分は収入が無いことになります。
特に専門職(エンジニアやデザイナー)の人は、会社との交渉次第で業務委託契約に変更してもらえる可能性が高いです。
違う職の方でも交渉次第では可能なので、転職を考えていることを一度相談してみましょう。
やむを得ず退職後に転職活動をする場合【貯金なしの場合】
退職後に転職活動をすることはお勧めできませんが、会社倒産などや何かしらで働けなくなってしまった方は給付金を活用しましょう。
詳細は以下のリンクから確認してみてください。
貯金がない方で、やむを得ず退職後に転職活動をする場合は、これらを活用して転職活動をしていきましょう。
まとめ:貯金がなくても転職は可能だが計画的な行動は必須
ご紹介してきたように貯金がない人でも転職活動は可能ですが、できれば在職中に転職活動をすることを強くおすすめします。
転職活動はやることも多く、不採用などの通知を受けると精神的にも不安になることも多いです。
毎月の収入が途絶え、貯金もない状態で転職活動もうまくいかない状態だと負のループに陥ります。
できれば不安要素は限りなく少なくした状態で転職活動ができると、精神的にも安定して良い結果を生みやすいです。
今回ご紹介した内容があなたの転職活動の参考になったら嬉しいです。