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転職後に仕事で感じる理想と現実のギャップを小さくする具体的な3つの行動と考え方

2021年8月7日

転職後に仕事で感じる理想と現実のギャップを小さくする具体的な3つの行動と考え方

この記事がおすすめな人

  • 転職したばかりで今の仕事にモヤモヤしていて悩んでいる
  • 転職したが面接の時の話と違っていてモチベーションが下がっている

今回はこんな悩みを抱えている方への内容になっています。

キリン旦那

わたしはこれまでに5回以上の転職をし、その中で転職後に大きなギャップを生んでしまい早期退職の経験があります。過去には転職エージェント・会社の採用面接官の両面の経験を持つ現役Web/IT系ベンチャーサラリーマンです。

この記事でわかること

  • ギャップを無くすのは非現実的
  • ギャップを小さくするための具体的な行動と考え方

それではさっそく見ていきたいと思います。

理想と現実のギャップが生じるメカニズム

そもそもなぜ理想と現実のギャップが生じてしまうのでしょうか。

結論としては、企業と転職者が期待値がずれてしまっているのが主な原因です。

もう少し具体的に説明すると、企業は転職者に対して過剰な期待をしすぎてしまっている。そして転職者は企業に対して理想を持ちすぎている

この企業側と転職者側の2方面から理想と現実のギャップが起きてしまっています。

なぜこの状態になってしまうかというと原因が3つあります。

面接事に必要十分の情報がオープンになっていない

これはどちらかというと企業側がオープンにしていないケースからギャップが生じることが多いです。

例えば、働き方の面で本当は育休が取れるような状況でも無いのに、企業側がどうしても採用をしたいからといって、「弊社では育休制度は用意してます。取得できる人は積極的にとって欲しいと考えています」と言ってたとしましょう。

これは育休制度はあるのは事実だが、実際に活用しているかどうか?というのは回答されていませんよね。

キリン旦那

このような場合、きちんと突っ込んで聞くべきだと思います。

また、聞きにくいことであれば、転職エージェントを利用して聞いてもらったり、情報を得るようにしましょう。
オススメの転職エージェントはこちら

これを聞かずに「育休制度が取れる」と勝手に決めつけてしまい、実際に取ろうとした時に職場で取れない・取りづらい環境というのは良く起こりうることだと思います。

期待値が調整されていない

こちらも原因としては企業側が転職者の期待値が高いことをちゃんと把握し、調整できないために起こりがちなことです。

例えば、面接の時にマネジメント職として期待されている役割を伝えられていたとしましょう。

入社後に、部下は別な部署に配属となってしまい結局自分がその分の仕事を手を動かすことになってしまう。

キリン旦那

上記は、実際に私が経験した出来事です。

面接事にマネジメントを告げられた私は入社前にそのための準備や心構えをしていました。しかし実際に入社後には私自身が手を動かしてプレイヤーとして働く状況に陥ってしまい、私としてはこんなはずではなかった。。と感じていました。

このギャップが生じてしまった原因は企業側が正直に伝えることを怠ったこと。これに尽きると思います。

こういった企業の組織再編などは転職者側はどうしようもないケースが多いので、転職者のマインドとしては実際の現場でどのような働きをイメージできるまで、面接で質問をしたり現場の人と面談をさせてもらえるように希望を伝えましょう

ここまで2つの原因を見てきましたが、全て企業側に責任があるのかというとそうも言い切れません。

転職者自身が期待を持ちすぎてしまう

この点については、前述した企業との期待値が調整されていないことと関係性が深いことです。

また、転職者自身もこれから新しい環境に飛び込むことへの期待と不安や成果を早くあげようと意欲が高い状態なのは当然でしょう。

キリン旦那

私自身も転職先に対して期待値を上げすぎてしまったため、入社後ギャップがとても大きく精神的な面で参ってしまいました。

期待を持つこと自体は自然なことですが、少し違った方向に期待を持ちすぎると危険信号です。

私がお伝えできることで、転職者が気をつけることは面接等で聞いた良い面を鵜呑みにしないことです。

面接などで企業のビジョンや今後の展開、職場の雰囲気などを聞く機会があると思いますが、面接担当官はどうしても魅力的に伝えようとしてしまう傾向があるため、良い面ばかり情報が入ってくることが多いです。

キリン旦那

良い話ばかりをそのまま受け止めてしまうとどんどんその企業への理想ばかりが膨らんでいってしまいます。

私の経験上、良い情報ばかり伝えてくる企業ほどネガティブこともそれなりに多い企業だと感じていますので情報の鵜呑みは絶対避けましょう。

理想と現実のギャップを小さくする具体的な3つの行動と考え方

ではどうすれば転職後に仕事で感じる理想と現実のギャップを小さくすることが前もってできるのでしょうか。

具体的な行動①:転職する上で譲れない部分を整理しておく

あなた自身が転職をする上でいくつか条件があると思います。

仕事の内容なのか、働き方なのかそれとも年収なのか人それぞれですよね。

要はあなた自身が転職をするならばこの条件は譲れないという軸を持つのです。

具体的な行動②:情報を集める

面接では企業側から目線での良い面や現状の課題などを聞くことになると思います。

ただそれだけでは不十分です。必ず第三者(外部)からの情報も集めましょう。

なぜかというと企業側も採用を成功させたいために、無意識のうちに転職者に対して、うちの会社はこんな良い面があるよ〜というのを多少オーバーに伝えてしまうこともあります。

キリン旦那

良い面ばかりを鵜呑みにしてしまうと、結果的に入社後にギャップが生じてしまう原因になりかねません。

ですので必ず転職エージェントなどの専門家に気になっている企業の情報を集めてもらうようにしましょう。

面接で企業側にぶつけた質問から得た回答を持っておき、それを転職エージェントにも同じ質問もオススメ!

質問に対する回答が近しいものであれば良いのですが、もし回答にズレがあればそこはしっかり確認するポイントになりますので、参考にしてみてください。

具体的な行動③:希望・条件をしっかりすり合わせる

基本的ですがとても重要なことです。
転職を急がずにしっかり希望や条件をすり合わせを徹底してください。

面接が進んでくると、転職者は早く内定を取りたいという心理が働き、細かい条件を伝えてしまうと選考に影響ありそうという考えが出てしまい、そのすり合わせを怠ってしまうこともあります。ここはしっかり企業側とすり合わせをしておきましょう。

具体的な考え方:情報を信じ込みすぎない

具体的な行動①〜③で様々な情報を集めた上で、大切な考え方をお伝えしますね。

情報を集めた上で過度な期待をしない。ギャップはあるものだと認識しておく

情報を集めると同時にその情報を信じ込みすぎない、上手な距離感でその情報に触れるのが良いでしょう。

キリン旦那

大切なのは、実際にその企業の自分の目と耳から得た情報であなた自身がどのように感じるかの感覚に正直になってみてください。

まとめ:ギャップをゼロにするのは難しい!何かしら生じるものだと考えておこう

実際の仕事の進め方ややりとり、人間関係など実際に入社してみないと見えてこないところは当然あるのは悩ましいところです。

その上で、転職後の仕事で感じる理想と現実のギャップをゼロにするのは無理と思っておいた方が良いでしょう

でもギャップがあるままでは、またすぐに転職をしてしまうことになりかねません。

転職前に少しでも理想と現実のギャップを少なくする方法を実践してみてほしいです。

それでも、どうしても転職を考えたいかたにおすすめ!

とはいえど、ギャップがありすぎて精神的にも辛いなどあなたの健康面で影響があるのであれば、すぐに転職をすることをお勧めします。

良い仕事は健康第一だと思いますので、身体を壊してまで今の職場にしがみつくことはないでしょう。

まずは今の状況を相談できる転職エージェントに相談してみるのが良いでしょう。
私のオススメはリクルートエージェントです。
なんと言っても業界No.1の転職成功実績がありますし、キャリア相談から履歴書や面接対策、年収交渉などもして貰えるので、時間がない中でも転職活動がとても楽になるのでオススメです。

キリン旦那

無料で相談できるので上手に活用しましょう。

また転職に失敗したかも!?と思っているかたは以下の記事も参考にしてみてください。

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