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30代中盤でフリーランスから会社員に戻る選択をした話【メリット・デメリットも解説】

2021年7月26日

30代中盤でフリーランスから会社員に戻る選択をした話【メリット・デメリットも解説】
キリン旦那

フリーランスでも充分稼げているけど、働き方がしんどくなってきた…
ライフスタイルも変わったので会社員に戻ることを検討している…
フリーランスから会社員に戻ってやっていけるか不安

今回はそんな悩みを抱えている方への内容になっています。

この記事を書いた人はキリン旦那という人です。

この記事でわかること

  • フリーランスから会社員に戻った時のメリット・デメリット
  • フリーランスから会社員に戻るために実際に行動したこと
  • 会社員に戻ってみて実際どうだったか

ひとつずつ見ていきたいと思います。

フリーランスから会社員に戻ったときのメリット

今までは自分の選択が全てのフリーランスから他人が決めたルールに従う会社員に戻るわけです。

私が実際に感じたフリーランスから会社員に戻った時のメリット・デメリットを解説したいと思います。

フリーランスから会社員に戻ったときのメリット

  • 毎月約束された収入が入る
  • 安定感・安心感
  • 役割にコミットできる
  • ON/OFFの切り替えがしやすい
  • スキルアップの機会や刺激を受ける環境が自然に作れる

ひとつずつ見ていきましょう。

フリーランスから会社員に戻ったときのメリット①:毎月約束された収入が入る

言うまでもないですが、フリーランスから会社員に戻った時のメリットのひとつは、毎月の収入が約束されていることではないでしょうか。

会社員だったら当たり前と思ってしまいがちですが、当たり前じゃありません。

私も会社員に戻って月末に自分の口座にお給料が振り込まれたときは本当に感動したことを覚えています。

キリン旦那

会社員に戻ったときは毎月感謝してたぐらいです(笑)

一度フリーランスになると、毎月定期的に必ず入る収入があるということは相当な安心感が生まれます。

フリーランスから会社員に戻ったときのメリット②:安定感・安心感

前述の毎月一定の収入が約束されていることで、繋がって得られることは日々の生活に対しての安定感や安心感が生まれるということです。

言い換えるのであれば、年間を通して収入の見通しが立つため、将来設計も立てやすくなるのが大きなメリットです。

フリーランスだと取引先から急に契約を切られることは良くあることです。

一定の安定した収入によって心に余裕が生まれ、周りの人にも接する余裕が生まれやすくなりますので、良い効果が生まれることは言うまでもありません。

私も現在は結婚していますが、結婚をちゃんと考えれたのも会社員に戻ってからでした。

フリーランスから会社員に戻ったときのメリット③:役割にコミットできる

フリーランスの場合、ひとりで取引先との対応や請求業務など全ての物事を対応する必要があります。

私の場合ですと、メインの業務であったデザインをやりつつ、コーディングや取引先とのディレクション業務まで幅広く対応していました。

納期もあり、スピードとクオリティのバランスを取らざるを得ない場合も出てきてしまうため、どうしても力を入れたい部分に時間が割けないなど本末転倒なことに陥ることもしばしばありました。

一方で、会社員は組織として動く以上、職種によってやるべきことがある程度絞られている状態なので、そこのクオリティや成果に時間を投下できるというメリットがありますね。

キリン旦那

細部にまでこだわる仕事ぶりによって、良い評価として返ってくるので良い流れの作りやすくなります。

フリーランスから会社員に戻ったときのメリット④:ON OFFの切り替えがしやすい

フリーランスは契約形態にもよりますが、成果を出してその対価による報酬が支払われるため、自分で働く時間を管理しないといけません。

私の場合は、これを怠ったので平日、土日関係なく、請け負った仕事をひたすら前に進めるために稼働していたため、体調も崩しがちな時もありました。

まだ体力があるうちは良いと思いますが、ずっとこの働き方は無理だなと感じて不安になったのを覚えています。

会社員は平日は働き、土日は休みという決まったルーティンに自然となりますので、そのために仕事の進め方も合わせるようになります。

キリン旦那

会社に行くことでもその切り替えが自然と作れるので、メリットだなと感じています。

フリーランスから会社員に戻ったときのメリット⑤:スキルアップの機会や刺激を受ける環境が自然に作れる

会社員だと様々なプロジェクトや職域の人と働くことになるので、自然と刺激を受けることができます。(会社次第なこともありますが)

フリーランスの場合、今持っているスキルで120%の仕事をしていくことを求められるところもあります。

その場合、どうしてもスキルの切り売りになりがちです。

会社員だと新しいプロジェクトに関わったり、その時に必要な仕事を新しく取り入れたりするなど、自然とチャレンジできる機会に恵まれやすいです。

私の場合、これは大きなメリットのひとつだと感じていて、自分よりも優秀な人と一緒に仕事をすることで、ひとりで仕事をするときよりも得られることが何倍も違ってきたからです。

フリーランスから会社員に戻ったときのデメリット

続いてデメリットを見ていきたいと思います。

フリーランスから会社員に戻ったときのデメリット

  • 収入は安定するが、大きな増加は見込めない
  • 他人の会社(事業)に自らの時間を使うことになる
  • やりたくない仕事もやらざるを得ない
  • 会社内の人間関係にも振り回されがち
  • 通勤が無駄に思えてしまう

デメリットもひとつずつ詳しく見ていきたいと思います。

フリーランスから会社員に戻ったときのデメリット①:収入は安定するが、大きな増加は見込めない

当たり前ですが、会社員はお給料制ですので、自分の成果に応じて報酬額を決められません。

一方でフリーランスの場合、収入は青天井です。自分次第で月100万円稼ぐことも可能です。

そのため、大きな収入を得たい場合は会社員に戻ると物足りないと感じることもあります。

ただ、その辺りは会社員をしながら副業で稼ぐということも可能だと思います。

フリーランスから会社員に戻ったときのデメリット②:他人の会社(事業)に自らの時間を使うことになる

フリーランスでは自分の事業が全てです。

自分の投資した時間が全て自分の将来に跳ね返ってくると言っても過言ではありません。

それは会社員ではなかなか得られない経験だと思います。

キリン旦那

会社員は言い方はちょっと良くないですが、他人の会社を成長させるために自分の時間や経験を捧げているという言い方もできます。

つまり他人のために自分の時間を使っていることになります。

ということもあり、私の場合は会社を探す上で、本当に自分が興味がある事業や仕事かどうか、自分の時間を投資しても得られるものがあるかどうかという目線で面接などに臨んでいました。

フリーランスから会社員に戻ったときのデメリット③:やりたくない仕事もやらざるを得ない

フリーランスであれば、やりたくない仕事は自分の意思で断ることができます。

一方で、会社員の場合はなかなかそうもいきません。

会社員の場合は上司や同僚からの雑務なども依頼されることも多々ありますので、やりたくないからといって断ってしまうと集団で仕事ができない人という評価をされてしまう可能性もあります。

フリーランスから会社員に戻ったときのデメリット④:会社内の人間関係に振り回されがち

フリーランスの場合、ほとんどの方はひとりで活動していると思います。

会社員に戻ると、組織の中のひとりとして仕事を進めていく必要があります。

そのため、周りの人から協力を仰いだり、自分からもサポートしていく必要があります。

また、上司や同僚、部下などと飲みに行ったりするなど業務時間外の付き合いも増えると同時に、社内の人間関係に関わることになります。

キリン旦那

そのため、時にはトラブルにも巻き込まれてしまう可能性もあるでしょう。

人付き合いが得意な人も苦手な人もいると思いますので、自分のペースを乱されないように適度に関係を保っていく工夫も時には必要になってくるでしょう。

フリーランスから会社員に戻ったときのデメリット⑤:通勤が無駄に思えてしまう

フリーランスから会社員に戻る時に、最初はちゃんと毎日通勤できるか、その生活に戻れるかどうか不安でした。

もっというと、フリーランスは、在宅やカフェなど自由な場所・時間を自分で選択できる仕事のスタイルです。

キリン旦那

当初は、家で仕事できるのに通勤って無駄じゃない?

とも思っていました。今でも思っていますが(笑)ただ、オフィス勤務のメリットもあるのは間違いないです。

最近はコロナ禍の影響もありテレワーク、リモートワークは世の中にだいぶ浸透してきて、リモートワークOKのIT企業も増えてきています。

この点はフリーランスから会社員に戻ろうと考えている人にとっては、すんなり勤務形態に馴染める状況があるのかなと感じます。

フリーランスから会社員に戻るために実際に行動したこと

私はフリーランスから会社員へ戻る場合なら、IT系スタートアップやベンチャー企業が自分に合っているのではないかなと考えていました。

なぜかというと私の場合、WebやUIデザイナーというメインの役割をしつつも、ディレクションやプログラミングなどでも実際に仕事をしていたりしていました。

どちらかというと必要なことはなんでもやる!スタイルだったわけです。

IT系スタートアップやベンチャーでは、メインの役割は決まっているものの自分の領域を良い意味で超えて動くことができたり求められてもいるので、自分にとってはこれまでの経験も活かせるのではないかと感じたのが理由です。

実際に私が行動した流れ

  • 自分のこれまでの経験を棚卸し・提供できる価値をまとめる
  • 転職サイトに登録
  • 転職エージェントにも相談
  • 転職活動と並行してフリーランスの仕事を徐々に減らす
  • 面接で副業として継続することを事前に許可を得る
  • フリーランス時の年収から会社員としての年収で考えて希望年収を伝える

実際の転職活動中もフリーランスとして4年ほど活動していた経験はプラスの評価として捉えてもらったことの方が多かったです。

重要なのはなぜフリーランスから会社員に戻ろうと考えているのか?という点が自分自身の中で明確にしておくべきです。

仕事のスタイルや考え方はひとりで考えても不足している視点もあるかと思い、私は転職エージェントもうまく活用してアドバイスをいただきました。

オススメの転職エージェント

会社員に戻ってみて実際にどうだったか

あえて一言で言うならば、フリーランスをしていた頃よりも人生が充実しています!(現在進行形で)

安心感を得られたことで、結婚などにも繋がりましたしその他の人生設計においても余裕を持って取り組むことができています。

フリーランス時代に稼いでいた年収にも近づいていて、フリーランス時代よりも明らかにスキルアップ、キャリアアップ、人との繋がりも増えていきました。

キリン旦那

その人とのつながりの中でまた副業として仕事を一緒にしたり幅も広がっています。

また今は副業にもチャレンジできているのもあります。

フリーランス時代はブログの必要性も感じていましたが、やはりなかなか自分のことは後回しになってしまうのはフリーランスあるあるだと思います。

まとめ:フリーランスから会社員に戻ることは人生をトータルで振り返ってみたらプラスだった

ここまで私の実例を元にフリーランスが会社員に戻った時のメリット・デメリットや実際に行動したこと、戻ってみてどうだったかを話してきました。

その中で結果として私自身は会社員に戻って良かったしその後の人生の選択肢も増えたなと思います。

もちろん、会社員になったことによって失ったことはたくさんありますが、それを踏まえても得たものの方が大きいかなと考えています。

この記事が参考になったら嬉しいです。

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