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ベンチャー企業の給料が決まる要因とは?転職する時に注意すべきポイント

ベンチャー企業の給料が決まる要因とは?転職する時に注意すべきポイント| キリンのIT転職

 

  • ベンチャー企業に転職すると給料は下がる?
  • ベンチャー企業の給料が決まる要因って何かある?

このような悩みを解消するために「ベンチャー企業の年収・給料が決まる要因」について紹介していきます。

キリン旦那

わたしは元転職エージェントで過去5回以上の転職経験から失敗経験も多く、他の人も同じような経験をしてほしくない気持ちからリアルな内容をお話ししていきたいと考えています。

 

それではさっそく見ていきたいと思います。

 

年収・給料はダウン or 現状維持が現実

ベンチャー・スタートアップ企業に転職をするのであれば年収・給料はダウンか良くて現状維持と考えておくのが良いでしょう。

特に大手企業からベンチャー企業に転職する場合は、確実にダウンすると考えておいた方が良いでしょう。

そもそも年収・給与の考え方が大手企業とは全く違うからです。

 

ベンチャー企業の年収・給料が決まる要因はフェーズ

ベンチャー・スタートアップ企業の給料・年収はフェーズによって変わります

以下の図を見ていただくと給与レンジはそこまで高くないことがわかります。


キリン旦那
ベンチャー・スタートアップ企業の採用支援をしてきた筆者も同じ肌感覚です。

シード・アーリーの時期であればマネージャークラスでも500万ほどが上限になります。ある程度拡大したシリーズB以降でも経営幹部クラスで600万ー1,000万のレンジになっています。

しかし年収・給料が低い代わりに、ストックオプションを発行し将来上場した時に利益を得られるように社員に権利を付与するベンチャー・スタートアップ企業も多いです。

 

ストックオプションはベンチャー・スタートアップ企業で働く醍醐味

ストックオプションはフェーズの早い段階に企業に入社した人ほど多く付与されることが多いです。

なぜかというと、それだけ薄給でカオスな環境下で働いてきて大変な思いをした従業員へ還元したいという気持ちが経営者側の心理が働くからです

ストックオプションで利益を得た事例としては日本ではメルカリがよく例としてあげられます。

メルカリの有価証券報告書によると、役員を除くその他629名に合計「3,804,601株」が分配されているという記述もある。この株式数に同じく5,300円をかけると約200億円。これが629名に平等に分配されると仮定すると、その額は約3,200万円になる

このような例にもありますが、一人当たり3200万円を手にする可能性があるのは夢がありますね。

キリン旦那
ただし、このようなチャンスに恵まれるのはごく僅かな人だけと考えておくほうが良いです。

ストックオプションについては、以下の記事に詳しく書いていますので、併せて読んでみてください。

参考記事:ストックオプションで儲かった人の事例と傾向|ITベンチャー転職時の効果的な方法(体験談あり)

 

ベンチャー・スタートアップ企業への転職は資金調達後のタイミングはあり

年収を気にするならば、資金調達後のタイミングで応募はありです。

なぜかというと、資金調達したお金の使い道は事業成長を加速させるために使います。

主な使い道は採用費とマーケティングです。

事業成長のスピードを加速させるためには優秀な人材が必要なので、採用活動を強化します。

キリン旦那
優秀な人であれば年収を少し上げても獲得したいという心理が働きやすいのも事実です。

 

転職エージェントを使い倒す

ベンチャー・スタートアップ企業の転職で年収を気にするのであれば、転職エージェントの利用を検討してみるのが良いです。

なぜかというと、ベンチャー専門の転職エージェントであれば、各社の状況や今どの業界が成長していくのかなどの情報を持っています

 

メモ

転職エージェントがなぜそこまでの情報を知っているかというと、優秀な転職エージェントはベンチャー・スタートアップ企業の経営層やベンチャーキャピタルと情報を密にとっているため、どの業界や企業にお金が集まって勢いがあるのかを把握しているからです。

 

ベンチャー・スタートアップ企業に強い転職エージェントはビズリーチに多い印象です。登録していれば、スカウトが届くので待つだけ。とても楽ですね。

また、dodaも転職サポートが手厚く情報量も多いので登録しておいて損はないでしょう。

参考記事:転職エージェントの掛け持ちはOK?伝え方と5つのメリット【注意点も解説】

 

【注意】目先の年収アップだけを求めるベンチャー転職は失敗する

断言できますが、ベンチャー・スタートアップ企業で年収アップだけを求めた転職は失敗します

なぜなら、転職の目的がお金だけになってしまうと、きちんと比較・検討しないで、仕事の量や質、働き方が自分に合っていない会社に入ってしまう可能性が高くなるからです。

元転職エージェントの筆者も、ベンチャー・スタートアップ企業だけでなく、目先の利益ばかり追い求める人は遅かれ早かれ転職で失敗する人をよく見てきました。

キリン旦那
そもそも年収アップとは仕事で結果を出した人についてくるものです。 綺麗事に聞こえるかもしれませんが、これは真実です。

特にベンチャー・スタートアップ企業に興味を持つ方は、会社のミッションや将来性、事業自体への興味関心が高い人が多いと思います。

それらの仕事を通して社会に良い影響を与えることができることで、利益に還元されます。仕事においても裁量権があったり、変化の早い環境に揉まれることでスキルや経験値が上がることで先々のキャリアアップにもつながります。

年収・給料に関しては、目先で考えるよりも少し長い目線で考えていく方が良いでしょう。

キリン旦那
結果的に年収が前職よりも上がったという声も多いです

 

まとめ:ベンチャー企業の転職に給料アップは期待しすぎないこと

転職において給料・年収アップはどうしても期待してしまうものです。

気にするなという方が無理でしょうが、ベンチャー・スタートアップ企業に転職を考える場合は、その企業に転職することで得られる経験やスキルなどに目を向けてみてはいかがでしょうか。

長い目で実力をつけることで、将来の年収・給料に良い形で跳ね返ってきます。

転職先にベンチャー・スタートアップ企業を検討しているならこの記事を参考にしてみてください。

 

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