- 1年ほど転職活動しているが決まらなくて焦っている
- 疲れてきて辛くなってきた
このような悩みを解消するために「転職先が1年決まらない原因と対策」を20代・30代の方向けに紹介していきます。
わたしは元転職エージェントで過去5回以上の転職経験から失敗経験も多く、他の人も同じような経験をしてほしくない気持ちからリアルな内容をお話ししていきたいと考えています。
それではさっそく見ていきたいと思います。
転職先が1年決まらない原因
厳しいようですが「市場価値が低い」ということが考えられます。
しかし悲観することはありません。「いまは」企業が採用したいと思う人物ではない状態になっているということです。
なぜそのような状態なのかということを掘り下げてみます。以下のように分解することができます。
- メンタル面
- 棚卸し不足
- 理想が高い
ひとつずつ詳しく見ていきたいと思います。
企業が採用したいと思えない原因①|メンタル面
メンタル面に不安を感じてしまうと企業も採用を見送ります。
基本的にネガティブな人よりもポジティブな人を採用したいと思うのが普通だからです。
ポジティブなつもりでも、1年も転職活動をしている方であれば不採用通知や書類選考での結果が返ってきていることから、精神的に辛い状態に陥りやすいです。
そんな状況だと、疲労が表情に出てしまったり、言葉に元気が無いなど無意識に伝わってしまうことが多々あります。
悪い状況が続くことで負のループに陥りやすくなってしまいますので、思い切って転職活動は一度休止してリフレッシュする時間を作ってみてください。
悪い状態で続けても良い結果は生みませんので、気持ちを切り替える工夫をしてみてください。
企業が採用したいと思えない原因②|棚卸し不足
棚卸しが不足している場合も原因のひとつです。
なぜかというと、企業も採用をするからには活躍できる人かどうかを見極めようとしてきます。そのため、面接などでスキルや経験値、強みや弱みなどをしっかり言語化できる人というのは評価が高くなりやすいです。
そのため、棚卸しが不足していると面接の質問にも曖昧な返答をしてしまうことにもなり、面接官の印象もよくありません。
振り返る方法は2つ
振り返る方法は「自分で振り返る」と「転職エージェントに相談」の2つがあります。
自分で振り返る時は以下のポイントを参考にしてみてください。
振り返るポイント
- 【現状】これまでの経験やスキル、得意・不得意なこと。他人から評価されたこと
- 【将来】今後のキャリアの方向性を考える
※絶対にやりたくないことからやりたいことを絞るのもおすすめ
自分で振り返るのはしつつ、転職エージェントに相談することで、客観的な視点であなたの強みや弱みなどのアドバイスをもらうことができます。
企業が採用したいと思えない原因③|理想が高い
理想が高い人も企業は採用したいと思えないです。
なぜかというと、現実をみないで自分の希望ばかりを伝えてしまうと、夢みがちな人で自分の考えに固執してしまう人という悪い印象になってしまうからです。
例えば「年収をアップさせたいが残業はできない」や「マネージャー職を志望するが経験が伴っていない」というのはギャップが生じていますね。
このように理想と現実のギャップを理解できていない人は客観的な視点で物事を見ることができない人という評価をされてしまいます。
そのような考え方に陥ってないか振り返ってみてください。
理想と現実のギャップを埋める方法はないか?を考える
どうしても理想の会社や仕事に転職したい!と考えるのであれば、今置かれている環境でギャップを埋めれないか考えてみましょう。
例えば、マネジメントをしたい。営業からマーケターに転向したいというのであれば、今の会社でそれができないか考えてみましょう。
部署異動ができないかと相談してみるのも良いでしょう。
この行動ができる人は、置かれている環境でできる限りのアクションを取ることができる人というプラスの評価をされるため、企業も積極的に採用したいと考えます。
客観的な視点も取り入れる【複数視点もおすすめ】
既に転職活動をしていて、転職エージェントに相談済みの方も多いでしょう。
その場合は「棚卸しの内容」や「転職先に求めることと現実のギャップがあるか」について改めて意見をもらってください。
客観的な視点からアドバイスをもらうことで、自分ひとりで考えても気づけなかった意見をもらうことができます。
また、可能であれば複数のエージェントに同じように相談してみると更に複数の意見をもらうことができるのでおすすめです。
まとめ:1年の転職活動で得た経験は無駄ではない
いま転職活動がうまくいかない状態でも悲観しすぎないようにしてください。
転職先が決まらない原因などを紹介してきましたが、あなたに足りない視点に気づけたのであればまだまだ希望があります。
今までうまくいかなかった原因を知ることでポジティブに変換をすることもできるので、ぜひ取り組んでみてください。
あなたの転職活動の参考になれば嬉しいです。